バイリンガルキッズ4〜6才。第1言語は何語ですか?
我が家はイタリア語と日本語ですが、英語の絵本も他の2言語と同じくらいの割合で取り入れています。読み聞かせはネイティブでなくても、その恩恵を十分に受けることができるので、どんどん読んであげたいですね。
バイリンガルキッズなら読んでおきたい人気の英語絵本を厳選してご紹介します。
ドクター・スース
欧米の子どもたちはDr. Seuss(ドクター・スース)の絵本を読んで育つといっても過言でありません。
日本では『グリンチ』が有名ですね。
数あるドクター・スースの名作の中でも、『Green Eggs And Ham』はナンセンスな世界観が子どもを虜してしまうおすすめの一冊です。
なんと、使われている単語はたったの50語だそうで、その50語が繰り返しリズム良く韻を踏んでいるので、とても楽しいです。
We’re Going on a Bear Hunt
こちらも英語圏では知らない人はいない有名な絵本です。わらべ歌をもとにした絵本だそうで、文章のリズムが良く、繰り返しや擬音が楽しい絵本です。
『きょうはみんなでクマがりだ』というタイトルで、日本語版も出版されています。
作者のマイケル・ローゼン自ら読み語りを行うビデオもあるので、併せてどうぞ!
The Book with No Pictures
B・J・ノヴァクの『The Book with No Pictures』は子どもが絶対笑うと言われています。日本語版は『えがない えほん』というタイトルで、大人気です。
その名の通り、絵が全くありません。「書かれた言葉をすべて声に出して読むこと」がルールで、ナンセンスな擬音が炸裂します。
この絵本は、擬音がほぼ全てなので、英語ネイティブではない私には馴染みがない表現ばかりで読みづらかったですが、挑戦する価値はあります!(パパがネイティブだったら、ぜひパパを動員してください。)
内容的には意味がありませんが、一冊の本で親子が大爆笑できるなんて、素晴らしいですよね。絵本にあまり興味のない子も、本が好きになるきっかけになるかもしれません。
ちなみに余談ですが、B・J・ノヴァクはアメリカの俳優・コメディアンでもあります。テレビシリーズ「The Office(ザ・オフィス)」ファンなら大人もチェックしたいですね。
作者本人が読み聞かせる動画もありました!本当に大爆笑しています。
何を買えば良いか迷ったら…
読むべきだと言われている絵本がたくさんありすぎて、何を買ったらいいか分からない!そんな時は、こんなセットはいかがでしょうか。
『Time for a Story Book & DVD Collection』
幼稚園の校長先生に勧められたのですが、人気の絵本10冊とDVDがセットになっています。
DVDがセット…。なるべくテレビは見せたくないなと思っていたのですが、このDVDが以外によくて、絵本を読んでから、DVDを見ると、さらに理解が深まるし、読み手が違うと味わい方も変わります。『We’re Going on a Bear Hunt』も入っていますよ。
ただ、ごめんなさい。こちらのセットは日本のアマゾンでは販売されていません。アメリカやイギリスのアマゾンだと手に入ります。私たちは、イギリスから取り寄せました。
まとめ
この年齢は読み聞かせを楽しんでもらうことが何より大切なので、お子さんが好きな本を読んであげるのが一番だと思います。
でも、今回ご紹介した本は世界の子どもたちが太鼓判を押す、人気絵本なので一度は読んであげたいですね。