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【2022年日本移住③】在留資格認定証明書交付申請の質問票に理由書はいる?

日本移住

日本移住、新しいことを始めるのは何かと大変ですが、ワクワクもします。外国人パートナーの来日に必要な書類に一通り目を通されましたか?私はあるポイントでフリーズしました。

それは在留資格認定証明書交付申請に必要な書類の一つである「質問票」です。

質問、多いです…。しかもかなりプライベートな内容。

今回は、1回目の申請で滞在期間3年の滞在許可を取得したひじりが、実際に提出した例も交えながら、サクサク質問票が書けるコツを伝授します。

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在留資格認定証明書交付申請の壁

一番準備に時間がかかるのは質問票

質問票に目を通して最初に圧倒されるのは、それが8ページにも及ぶこと。身の上に関する情報といえど、8ページ。日本語で書類を書くなんていつぶりでしょうか。履歴書を書くのも一仕事だと感じる私にとっては、プレッシャー大です。

でも、書くしかありません。モチベーションをなんとかキープして、まず第一項目。

『⒈ お互いの身分事項について記入して下さい。』ふむふむ、名前に住所、基本的な情報の記入です。楽勝楽勝。

『2. 結婚に至った経緯(いきさつ)についてお尋ねします。初めて知り合った時期、場所や結婚までのいきさつを記入して下さい。年月日を示しながら詳しく記載してください。』…。???は?

15年以上も前の話、日付も思い出して書かないとダメなんですか?だいだい日付なんて覚えてる?結婚記念日だって忘れるのに…。

下記の画像は、質問票を抜粋したものです。人の気持ちも知らずに、しれっと聞いてくれます。

罫線があると言うことは、文章を書けと言うこと。しかも、行数が足りなければ別紙を利用したり、説明に手紙などを利用しても良いとあります。21行もあるのに、どのくらい書けば審査に通るのでしょうか?

もう頭の中は質問のオンパレードです。

理由書は添付した方がベター

とりあえず、グーグル先生に聞いてみます。

質問票の最大の目的は、結婚に至るまでの経緯や夫婦の会話で使われている言語、互いの国を何回訪問したかなどを詳しく記載し、偽装結婚ではないことを審査官に伝えること。審査官は夫婦のことを何も知らないので、詳しく書いて信憑性をアピールする必要があります。

つまり、質問票にある21行程度じゃ、二人のを説明できないだろうから、別紙に書いてねと言うことです。

個人的には婚姻の期間が長くお子様もいる場合、偽造結婚を疑われることはまずないと思います。そのため、別紙を使ってまで馴れ初めを書く必要はないような気もします。ただ、ここでは一発で在留資格認定証明書を交付してもらうことが狙いなので、出し惜しみをせず、詳しく書いて損はありません。

と言うわけで、質問票だけでは伝えきれない内容は別紙に書きましょう。追加で提出する書類を「理由書」と言ったり「結婚経緯書」と言ったりするようです。

私が書いた質問票と理由書の事例

質問票は箇条書き、理由書は丁寧に

まず、質問票は読み易さを最優先し、出会った日、遠距離恋愛の期間、再会した日、家族に紹介した日、婚姻日など、覚えている限りのイベントを時系列で箇条書きに書きました。そして文末に『結婚に至った経緯について、より詳しく別紙「結婚経緯書」に記載しましたのでご参照ください。』と添えました。

結婚経緯書(理由書)の書き方に正解はありません。事実さえきちんと伝わればどんなスタイルで書いても大丈夫です。文章が下手でも、字が上手でなくても大丈夫。誠意を持って書くことが大切です。

私は、「結婚経緯書」と言うタイトルで別紙を添付しました。下記の画像は実際に提出した文書の冒頭部分です。

披露宴の馴れ初めのスピーチじゃあるまいし、自分で書いてて小っ恥ずかしくなります。しかも赤の他人が読むと思うとますます思考停止。でもここはぐっと我慢して、恥を忘れて、事実を書いていきましょう。

理由書のポイントは実際に起きた出来事に重点を置き、気持ちを書き過ぎないことだそうです。確かに、審査官にとって二人がどれだけ幸せかというおのろけは事実かどうかを立証することはできないですからね。理由書には「いつ」「どこで」「誰が(と)」「何を」したのか事実をきっちりと述べましょう。

私は、A4用紙2枚に収めました。怪しまれるような経緯はないので事細かに説明する情報もあまりないですし、審査員が読む労力を思うと2枚くらいがちょうどいい気がします。

書き方としては、質問票に箇条書きで結婚までのイベントを書き出し、理由書でそれを掘り下げて書くと効率が良いです。私は結婚から現在に至るまでに関しても理由書に簡単に記載しました(娘の出産など)。

ネットで検索するとたくさん例文が出てくるので、参考にされると良いと思います。

写真の枚数

必要な書類には二人が写ったスナップ写真が2、3枚必要です。質問票で記載した結婚の経緯の補足になる写真を添付すると良いと思います。こちらも多く添付して損することはありません。

私は恥を忍んで時系列に12枚ほど付けました。

ちなみに、私が入国管理局へ書類を提出した時は、写真イタリアの婚姻届の原本はその場でコピーをとって返していただけました。

まとめ

質問票の結婚に至った経緯さえ書ければあとはほとんど完成したと言っても過言ではありません。

人によってはお互いの国の訪問回数を記載する際に時間を取られるかもしれません。私もそうでした。パスポートが複数冊に渡った上、15年分のスタンプがぐちゃぐちゃ過ぎて日付を拾うのに苦労しました。

それでは次の投稿で、在留資格認定証明書が交付された時の話と、在留資格が1回目の申請で3年もらえた話をしたいと思います。

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