バリ島にあるグリーンスクールとは?【キャンプに参加したよ】

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めまぐるしく世界が変わる中で、学校の教育システムだけは産業革命のころからほとんど変わっていないと言われています。

未だに一斉授業で、均一的、効率よく生産できる人間を作り続けています。今の子どもたちが大人になったころ、現代の教育システムで本当に必要なスキルが身につくのでしょうか?私はちょっと不安だったりします。

これまでの学校教育とは違う、未来を据えた教育。そんな教育をこの目で見てみたいと思い、インドネシアはバリ島にあるグリーンスクールへ行ってきました。そして、学校の敷地内で開催されるファミリーキャンプにも参加しました。

本記事では、グリーンキャンプに興味のある方、参加してみたいと思っている方向けに、詳しく内容をご紹介したいと思います。

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グリーンスクールの方針と費用

グリーンスクールはどんな学校?

グリーンキャンプの母体は、グリーンスクールという学校なのですが、この記事にたどり着いてくださった方はすでに「グリーンスクール知ってるよ」という人がほとどだと思うので、詳しいことは割愛しますが、一言で言うと、

「自然と人との共生」を哲学に、自主性を重んじ、型にはまらない子どもたちの創造力を育て、有言実行できる人間、つまりは、未来のリーダーとなる人材を育成するユニークな学校です。

バリ島のジャングルの中にあり、校舎は竹でできています。世界約30カ国から400名以上の生徒が通う国際色豊かな学校で、世界最先端のエコスクールと言うことで数多くのメディアにも取り上げられています。(来年にはニュージランド校が、再来年には南アフリカとメキシコ校が開講される予定です。)

また、コンポストトイレ、食料や電気の自給自足、使用済み調理用油で走るバイオ・スクールバスなど、学校がモットーに掲げている通り、持続可能であることを徹底しています。

グリーンスクールについてもっと知りたい方は、まずは、創設者ジョン・ハーディー氏のTEDトークをご覧いただくのが良いと思います。⇩

グリーンスクールの入学基準と費用

グリーンスクールは人気が高まっていて、ここ数年定員がいっぱいになっているため、通いたいと思ったら、願書は2年前から提出する必要があります。

願書を送ったからと言って、誰でも入学できるわけではありません。願書を送った時点でウェイティングリストに登録され、その後、英語力の有無、国籍・性別(多様性を重視しているから)、学校への通学予定期間、などスクールの要件に合致した子どもに入学許可が与えられます。

人生経験作りに短期でやって来る家族も多いようで、生徒の入れ替わりが激しいのですが、それを避けるため、以前は通学期間が半年でも受け入れていたようですが、今は1年以上在学する予定がなければ受け入れていないそうです。

ザックリと学費と生活費を見積もると年間330万円⇩くらいかかります。決して安くはありませんが、インターへ通わせることを思えばありえない出費ではないような気がします。

家族で移住した場合の年間費用(小学校1年生の場合。2019年現在)

入学金:  41万円
学費:   155万円
家賃:   80万円(光熱費含む)
その他費用:60万円
合計:  336

グリーンスクールを肌で感じるグリーンキャンプ

グリーンスクールに興味はあるけど、通うのはちょっと…。と言う方はグリーンキャンプに参加してみてはいかがでしょうか?

【プログラム一覧】グリーンキャンプで好奇心を満たそう

グリーンキャンプとは、グリーンスクールの敷地内行われるキャンプで、スクール精神を受け継ぎ次の4つのテーマを柱としユニークなキャンプを通年開催しています。

⚫︎ 持続可能性
⚫︎ 文化の尊重
⚫︎ 実験教育
⚫︎ リーダーシップ


グリーンスクールに興味のある方は学校が開催するツアーに申し込むこともできますが、キャンプに参加して、実際にその環境で過ごしてみた方が深く理解できると思います。

現在15種類のプログラムが開催されており、キッズ・ユース・ファミリーから、年齢と興味に合わせて選ぶことができます。下記に全てのキャンププログラムをまとめました。ファミリー以外は、子どもだけ参加できるキャンプです。

申し込みはオンラインで簡単にできますよ。

詳細を知りたい方は、リンクをクリックしてくださいね。公式ページの詳細に移動します。

カテゴリープログラム参加年齢費用
ファミリー1日グリーンアドベンチャーキャンプ
(日帰り)
5歳以上と
保護者
85ドル〜
3日グリーンアドベンチャーキャンプ
(2泊3日)
5歳以上と
保護者
250ドル〜
5日グリーンアドベンチャーキャンプ(4泊5日)5歳以上と
保護者
675ドル〜
キッズ1日グリーンエクスプローラキャンプ(日帰り)7-12歳115ドル〜
3日グリーンエクスプローラキャンプ(2泊3日)7-12歳445ドル
5日グリーンエクスプローラキャンプ
(4泊5日)
7-12歳675ドル〜
3日グリーンディスカバリーキャンプ(2泊3日)8-14歳450ドル〜
5日グリーンディスカバリーキャンプ(4泊5日)8-14歳750ドル〜
ユースパーマカルチャーキャンプ
(4泊5日)
12-17歳825ドル
ユースバンブーデザイン&ビルディングキャンプ(4泊5日)12-17歳750ドル〜
サミット・トゥ・シー(7泊8日)12-17歳1925ドル
コンサーベーション&コミュニティエクスプロレイション(7泊8日)12-17歳1750ドル
フォーアイランズキャンプ(7泊8日)12-17歳1750ドル〜
スラウェシ・サステイナビリティービーチキャンプ(9泊10日)12-17歳2500ドル
エンヴァイロンメンタル・スチュワードシップ(13泊14日)12-17歳3500ドル

ファミリーキャンプはどんなことをするの?

私たちは、娘がまだ6歳だったので、家族で参加する5日間のファミリーキャンプに申し込みました。定員は12家族までで、私たちが参加した日程は最大の12家族、40人あまりのキャンパーが世界中から集まっていました。

毎日「楽しく何かを学ぶ」をモットーに、自分自身にチャレンジするアクティビティもあれば、仲間と協力するアクティビティもあり、多種多様な体験ができるよう綿密にプログラムが組まれています。

キャンプのガイド役であるファシリエーター(スタッフ)のレベルもすごく高くて、知識やエンターテイメント術が豊富なのはもちろんのこと、12家族、赤の他人同士を、まるで家族のような存在になるまでグイグイ導いてくれます。

参加者たちも、同じ目的意識を持って参加しているだけあり、人間の表面的なものではなく、本質を大切にしている人が多い印象で、心が洗われるような人間関係に恵まれました。

施設はと言うと、一家族に一つずつユルト(竹でできた円形テント)が割り当てられ、コンポストトイレとシャワーは二家族でシェアします。ベッド・蚊帳・シース・タオルは備え付けてあります。野外キャンプですが、スタッフが毎日掃除をしてくれるので、かなり清潔感はあります。

実際のキャンプ内容はこんな感じでした。参加費が高いなと思っていたのですが、これだけ盛りだくさんなら納得です。

日程内容
1日目12:00 現地集合
オリエンテーション・自己紹介(アイスブレイクゲーム)
チャナン作りとお寺参拝
ココナツツリークライミング
夕食
キャンプファイヤー
2日目朝食
大人:IBUKU(竹の建築事務所)訪問。子ども:バンブーフィルター作り
昼食
バンブーラフティング
ヨガ
夕食(手作りピザ)
ナイトサファリ
3日目朝食
Treetop Adventure Park
昼食(ピクニック)
ユルト(円形テント)作り
グリーンスクール見学
夕食
民族音楽鑑賞と体験
4日目朝食
田園散策
昼食
オーガニックガーデン畑体験
マッドレスリング(泥レスリング)

夕食(メキシコ料理)
影絵作りと作品発表会
5日目朝食
オーガニックソープ作り
バリ島のごみ問題に取り組むMalu Dong Community代表の話を聞く
昼食(バナナの葉っぱを器にした伝統的なバリ料理)
トラッシュウォーク(周辺のゴミ拾い)
閉会式

余談になりますが途中、旦那が体調を崩してしまったのですが(バリ腹ってやつです)、グリーンキャンプには常勤の看護師さんがいて、薬をくれたりおかゆを作ってくれたり、回復するまで親身に看病してくれて、とても安心感がありました。

グリーンキャンプはどんな人に向いてる?

グリーンキャンプはこんな人におすすめです。

⚫︎ アウトドア好き
⚫︎ 世界中の人と友達になりたい人
⚫︎ 持続可能性の理解を深めたい人
⚫︎ 普段の生活では決して味わうことのできないことにチャレンジしたい人

⚫︎ グリーンスクールについて知りたい人
⚫︎ 英語力を伸ばしたい人

逆に、こんな人にはおすすめしません。

⚫︎ 虫が苦手
⚫︎ 潔癖症
⚫︎ 人と関わることが嫌い
⚫︎ 英語が全くできない


全プログラムは英語で行われるので、全く理解できなければしんどいです。でも、家族に誰か一人でも分かる人がいれば大丈夫だと思いますよ。

逆に、子どもはあまり英語分からなくてもノリで友達になっていたりします。娘を含め、キャンプに参加していた子どもたちはあっという間に打ち解けていました。さすが子ども!

私たちが滞在中、キッズキャンプも開催されていましたが、こちらも楽しそうでしたよ。キッズキャンプは竹でできた寮でみんなで宿泊します。

まとめ

グリーンキャンプに参加して、最先端の教育とそれを支える人たちの熱い想いを肌で感じてみませんか?

グリーンスクールを知りたい方、持続可能性について理解を深めたい方は、グリーンキャンプからたくさん得るものがあると思います。

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