バイリンガル子育ての強い味方【日本の学校体験入学 – 通学 -】

バイリンガル子育て

前回、日本の小学校への体験入学準備について書きましたが、今回は、実際の通学体験についてお話ししたいと思います。

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通学に際して

通学前の面談

体験入学の準備が整ったら、あとは帰国するのみ。

通学を開始する前に学校との面談があるはずなので、その際に集団登校に関する案内や教科書の貸し出し(またはコピー)、必要な持ち物など説明があります。疑問や不安なことはその時にしっかり聞いておくといいですね。

日本語の理解度も尋ねられると思います。低学年だと日本があまり得意でなくても問題ありませんが、高学年での体験入学は先生方もどの程度授業を理解できるか気にされるところです。ただ、あくまで「体験」ですので、流暢でなくても大丈夫です。日本語での授業に不安がある場合は、勉強よりも良い思い出ができることを重視していることを学校に伝えておくといいかもしれません。楽しい学校生活が送れるように先生方も配慮してくれるはずです。

お土産は必要?

お世話になるのだから手土産の一つや二つ必要なのではとモヤモヤしていませんか?

結論から言って、なくて大丈夫です。

公立学校の先生は利害関係のある人から物を受け取ることはできない公務員なので、受け取ってもらえない可能性もあります。そもそも何かもらえるなど考えもされていないでしょう。

とは言ってもそこは人間関係によりけり。毎年お世話になっていて親睦があるなら、職員室で配れるような個包装のお菓子などの負担にならないものなら受け取ってくれると思います。私も2年目は感謝の気持ちを込めてイタリアのチョコレートの詰め合わせを持っていったら恐縮されていましたが受け取っていただけました。

あと、もし担任の先生が許可されるならクラスメイトにバラマキ用のお土産を持っていくのもいいかも知れません。年度の途中でクラスに入れてもらうのですから、よっぽど社交的な性格でなければ緊張するものです。親のつまらぬ心配かも知れませんが、ちょっとしたお土産があれば話をするキッカケになるのではないでしょうか。娘はクラスメイト全員にピノキオの顔のついたイタリアっぽいお土産を持っていったのですが、とっても喜んでくれたと嬉しがっていました。

学校生活

登校開始

登校初日は荷物がとてつもなく多いと思うので一緒に学校へ行きます。上靴に体育館シューズ、体操服、お道具箱、給食セットなど日本の学校は本当にたくさんのものが必要です。

担任の先生に挨拶したら、あとは子供が体験入学を楽しんでくれることを祈るのみ。

ママも学校活動に参加してみよう

体験入学の期間にもよりますが、ある程度の期間通うのであればPTA活動に参加して、学校生活を垣間見るのも楽しいですよ。

そんなこと体験入学時にできるのって思いますよね?場合によっては可能なんです!

私は「読み聞かせボランティア」と言うのがあると聞いていたので、帰国前に参加が可能か学校に問い合わせてみました。すると、快く承諾してくださり、娘のクラスの読み聞かせに参加させてもらうことができました。外国語が堪能な場合は、日本語以外の本で読み聞かせしても面白いかもしれません。日常生活で異国体験はなかなかできないので、子供たちだけでなく先生も興味を持ってくれると思います。

ちなみに、小学1年生に受けが良かった絵本はこちらです↓。

ジョン・クラッセン著「どこいったん

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こちらのストーリーは全編関西弁で繰り広げられます。テンポもすごくいいです。普段の絵本は標準語が多いので、いつもと調子の違うお話に子供たちも興味津々です。

もう一つはジャンニ・ロダーリ著「パパの電話を待ちながら (講談社文庫)」です。

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イタリアで知らな人はいないジャンニ・ロダーリの短編集です。ロダーリといえばイタリアでは小さな子供向けの本が多いのですが、日本語版はロダーリ特有の楽しい語感や語呂が違うので、小さな子供には難しい感じがします。ただ、この中に収録されている「まちがいだらけの物語」は男の子とおじいさんの掛け合いが原文と同じくらい面白いので、日本の子供たちも大爆笑でした。

原文に興味のある方はこちらで手に入りますよ。おじいちゃんのジョークがイタリア感満載で本当に可愛らしいのです。

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まとめ

娘は1ヶ月半の体験入学でしたが、お友達もできすごく楽しんでいました。友達との登下校や給食の準備に掃除など、日本の学校は責任を持って行動することを教えてくれます。日本の教育システムで育ってきた私からみたら、面倒で仕方なかったような内容も、娘の目から見たら、「自分でできる」「子供に任せられてる」と言う自信につながる貴重な体験だったようです。

毎年帰国して同じ学校に体験入学することができれば、「お友達に会える」と言う楽しみができます。家族以外に日本に繋がりができますし、日本語を学ぶ意義を感じる体験になることでしょう。

「学校生活がどんなのか気になる!」と言う方は、読み聞かせなどのボランティに参加ができないか学校に問い合わせてみてください。学校生活を知る絶好のチャンスです。ママやパパも学校活動に参加すれば、お子様との共通の話題も広がりますね。

海外で日本語のバイリンガルを育てている方は、日本の「体験入学」と言う素晴らしい制度を活用することをお勧めします。

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